
四国石槌・剣山ライン
四国の最高峰・石鎚山、次鋒・剣山を貫いて、右端は津峯神社、太龍寺から、左端は宝珠寺、九州の宇佐八幡宮まで一直線で結ばれています。

(画像引用:「四国霊場立地の謎」対尾 準三郎著)
・津峯神社
御祭神は賀志波比賣大神(かしはひめのおおかみ)。
・太龍寺
空海が19歳の頃、この深奥の「舎心嶽」という岩上で虚空蔵求聞持法を修行された。寺名は修行中の空海を守護した大龍(龍神)にちなんでいる。
・宝珠寺
聖徳太子が伊予に行啓された時、5つの寺を建立せよと命じたうちの1つ。
・宇佐八幡宮
二之御殿が真ん中に位置し、御祭神である比売大神は謎とされる。この二之御殿には石棺があり、一之御殿、三之御殿より少しズレている。「二之御殿の位置を動かすことは絶対にまかりならぬ」という口伝がある。※宇高美佐のもう一つの隠されたものが『高美な宇佐』かもしれない。
ホツマツタエに関わる四国の神社仏閣
[徳島]
・太龍寺
空海が著したとされる太龍寺縁起。「磯輪上(阿波国)の秀真の国、是なり。」
ホツマツタヱには、阿波宮に、クシミカタマが自らが編纂した「ホツマツタヱ」をこの宮に蔵めたとある。※阿波宮は、一説によると香川の金刀比羅宮。
[阿波三峰]

(画像引用:「鼎(かなえ)の国ー日本古代国家の実相」 坂田 護著)
津の峯山
・津峯神社(及び、賀志波比売神社)
神紋が八角紋。ホツマツタヱの八皇子、トホカミエヒタメの象徴である可能性がある。
※柏(かしわ)は、大川隆法総裁先生に縁あり、城南高校の校章は柏に松、商社時代の寮は千葉県の柏市。
日の峰山
・日峰神社
祭神は「大日霊貴神」で、女偏の「孁」ではない。ホツマツタヱのアマテル(大日靈)と思われる。
中つ峰山
・天津神社
天上地下の神二柱、常世としての八方の神八柱、年量の神二四節の神二十四柱がホツマツタエと重なる
※古事記では、伊耶那岐と伊耶那美の二柱の神が一緒に生んだのは全部で14の島々と35柱の神々なので、この数は古事記ではない。八柱の神はいるが、方位とするのはホツマツタヱ。
フトマニ図の中心の内向きの八柱を方位として、外向きの2周、8+16を足して24にして伝わったと思われる。
月読命を祀る神社
(徳島以外では、高知の月山神社など、月読命を祀る神社が残っている)
・西照神社(廃仏毀釈の時に、大瀧寺から分かれ新たに創建された)
月読を祭神として祀る。月読は四国の領主だった。
※月読の息子のイブキドヌシが、シラヒト・コクミを討伐した手柄として、アマテルより、讃岐の領土と阿波のイブキ守の称号を与えられている。
※西照神社の社記は、月読が九州と四国を統治し、宗像三女神の部族を引き連れて伊予から阿波に来たとされている。これは、ホツマツタヱの史観をベースにしなければ記せない。
・大瀧寺
西照大権現を祀る。
空海が弘仁六年再度訪れ祈念をしていると、白髪の翁が忽然と現れ「我是れ汝が遠祖 天忍日命(空海の22代前の先祖)の使いなり」として現れたのが西照大権現。天忍日命はアマテルの息子。
大瀧寺では、西照大権現と月読命は別と解釈している。
その他
・金丸八幡神社
盤古伝説の社記と乙子五郎王子の舞が伝わっている。
これは、北・東・南・西・中と5回まわる『剣の舞』を舞い(五方固め)であり、ホツマツタヱでは、和歌姫が養父のカナサキからアワ歌を教わってすぐ尋ねた、東西央南北(キツヲサネ)と重なる。大川隆法総裁先生によると、中国の創造神・盤古はホツマツタヱにおける天御祖神。
・船盡比賣神社
ホツマツタヱでのみ意味が解読できる神代文字の幟旗を継承してきている
対馬文字に似た神代文字。読みは「トホカミエヒタメの神達の裔(すえ)キ(男)阿波の神」で、一字、「ミ」が欠落して伝わっている。神道祝詞の「トホカミエミタメ」、「ミ」が2つは誤り。「ヒ」を残したことでそれを暗号としたのかもしれない。脇町支部のそばにも「鯰の歌碑」というのがあって、これと似た神代文字が使われている。
●金丸八幡神社と船盡比賣神社は、漢字、ひらがなが出来る前の時代の公用文字と思われる、神代文字のヲシテ文字ではなく、他の国の創世記や他の神代文字にすることで、阿波にホツマツタヱが継承されていたことを暗号として残したのではないか。
[香川]
・飯野山
ホツマツタヱにおけるイブキドヌシによる人工造成山伝承「アメヤマ」と、その記述を裏付けるおじょも伝説。讃岐8富士がそうと思われる。
「番外編」
・ダイダラボッチ伝承

22、パパ一人倒れたるかな「ダイダラボッチ」巨山を崩す(2023年2月5日)
☆伝説の巨人ダイダラボッチ。私、発熱す。疲れ発生か39.1度記録す。
同日、2023年2月5日に『長女の生霊』を御収録。
「日本神道を侮辱した。妖怪世界の法を説いて、私たちを批判しようと思うのは大間違い。」おなじタイミングで他の兄弟、K女史の生霊も来て、主は御体調を崩される。「神罰と仏罰、どちらが強いか勝負してやる。」総裁先生を焼き焦がそうとした。
先生が崩した巨山とは『記紀神道の高天原霊界』のことではないかとも思える。ただでは倒れない。
こちらのサイトが参考になります。
鳥羽志摩エリアに根付いた 富士信仰。
「波切の大わらじ祭りでは、ワラで編んだ大わらじを沖の大王島(大王岩、韋夜が島とも)に流しますが、大王埼灯台から見て、大王島を目印にして、その先の水平線上が、ちょうど富士山の方向になります。」※ 大王島は、海の向こうからやって来たダンダラボシの棲み家と伝えられている。(上記、サイトより引用)
・安房千葉氏と阿波粟飯原氏にまつわる天女伝説(検索して調べていただければ)
※ 千葉氏の家紋として九曜紋が伝承されている。
※ 九曜紋は、真ん中が天御中主神、周囲の8つが八大龍王とする解釈が多いが、ホツマツタヱでは「九星」と呼び、真ん中は天御祖神=分霊たる天御中主神、周囲の8つがトホカミエヒタメの八皇子とされる。
簡略ですが、一覧としてみました。
神社仏閣は増えると思いますが、阿波における、天御祖神の足跡を探る一つのきっかけとなれば幸いです。
監修:飯島努(ナヴァ)
