原曲「青春の卵」体感研修①

2024年5月10日 渋谷精舎

【感想】
A 「主への手紙」

かつて王様として王冠をかぶっていたあなたが、平民としてヘルメットをかぶる日が来るなんて一体誰が予想できたでしょう。

お父様の夢が破れた一階の工場。その上の階を出発点として、あなたは夢を実現されましたね。

生誕の地は生まれ変わりの地であると四国で教わりましたが、善川先生の夢も生まれ変わった。

叶えることができなかった夢が、一階の工場で不死鳥のように蘇り、救世事業という大きな夢になって、あなたがいた二階から大空に向かって羽ばたいたように感じられました。

お父様が工場を造り、あなたも幸福工場を造って数多くの幸せな人を生み出してきました。私たちもあなたの背中をお手本として、原曲という卵をふ化させ、世界の空に羽ばたくように、みんなで力を合わせて、この卵を大事に大事に温めていきます。

「追加で感じたこと」
・主は枯れた夢にも花を咲かせられる花咲かじいさんのような存在
・宇宙の創造神がテニスコートも造るなんて凄い!
・「二階の電球を点けると虫たちが集まってきた」
→真理の灯をともすと法を求める人が数多く集まってきた。
・「電気スタンドの光で黙々と勉強した」
→自分が灯した光を拠りどころとする。自灯明。

B すごい希望のようなものを感じて聴かせていただいて。最後にこの「成長の痛み」の箇所がちょっとよく分からなくて。成長の痛みってなんだろう?と。

だけど、講師の解説を聞いて「主が選ばれた環境を、このような環境を選んでくださった感謝と、それから平凡からの出発と、縁起の理法を体現してくださった」っていうのを聴いて、やっと理解できました。

書籍を読んでいただけなら全然わからないというか、原曲を聴いてもちょっとその痛みの部分がわからなかったんですけど、講師の解説を聴かせて頂いてそんな深い意味があったと改めてわかりました。

C この前生誕館に行って「エル・カンターレ イン 川島」も拝聴したから余計感じたのかもしれないんですけど、 主のお父さんは自分の夢を全部失敗してるんですよ。この建物自体が工場の廃虚で失敗している象徴なんですよね。それを日々感じて勉強を黙々しているのが、なんかとても健気な感じがして。

だから、お父さんの夢は叶わなかったが自分は夢を 叶えられる人間になりたいっていうか、そういうのを感じて。この「夢の後だったー」の箇所で、主が歌っている中にそんな強い意志や決意を感じて。

だから、黙々と勉強したら秀才になっていた事に「考えてもみなかった」と本当に謙虚で透明な心がダイレクトに伝わってきて。

普通は秀才と言われたら調子に乗りそうじゃないですか。隣の学校まで知れ渡っていたのに。でもそんなの考えたこともないぐらい、もう本当に心が綺麗で青空のように澄み渡っている感じなんかも、この原曲を聴かないとわからなかったです。

【自由法談①】

B 詩で読んじゃうと、さらっと次にいっちゃいますね。

C うん、ほんとに。あとは、ここの「大空に羽ばたきたいって」いうところが、その志の大きさを感じて。ここも強調が入っていて。

「僕は何者のものでもないけど、いつかこのぐらいになりたいんだ」っていう、強い意志を感じるなと思って。

この前、生誕館で限定原曲を聴いてきたから余計に思うんですけど。中学生で人間だけじゃなく生き物にも愛があったって感じたので、本当に羽ばたきたいって思いがもっと人の為にそうなりたいと思っているんだろうなと感じて、純粋だけど凄く努力している、 そのひたむきな想いが入ってきて。

最後は「だったー」っていうのが、「平凡と思っていたんだよ」っていうその思い、「痛みとか、普通すぎる」とか強調されたから、本当に平凡からの出発なんだみたいのが伝わってきて。

B 虫といえば「コオロギの願い」でしょ。

C そうそうそう、びっくり

生誕館は絶対行った方がいいよね。あれ聴かないと分からないなってことがたくさんあって、すごくこの「青春の卵」と繋がって良いセレクトをしてくださったなと。

あの場じゃないと感じられないし。あと巡礼も絶対した方がいいです。詩の中の「田園の中のアスファルトの道」もここ見ました。

巡礼で講師がここで「沢山のカエルが出てきて大変だったそうです」と教えて下さったり、新教典「自も他も生かす道」P43に昆虫に対しての思いが書いてあるんだって。冒頭の映像でもその場所が出てきたけど。

B そっかそっかーそうか。四国があって今日の原曲があるから。

A そうです。繋がります。

C あと、ここの テニスコートを作ったのは「私たちだった」ってすごく強調されてる感じがして、友達や先生や校舎もすごく愛おしく思っているのを感じた。

絶対自分だけが突き抜けるとかじゃないんだよね。やっぱ先生って「私たちだった」という、なんかそこにその友達への思いを感じたりして。

「恋の味さえ知らなかった」って強調されていたけど、先生が「青春の卵」を書かれたのが2021年じゃない。 高校生の時はいろんな恋してるんですよ。

だから多分ピュアだと強調したかったんじゃないかな。中学生で書いた詩じゃないからね。

64歳の先生が思い出して、その感情移入して歌えるのがすごいなと思って。

T 何十年も経っても純粋性が何も変わってないですね。なんかこの世の汚いとこに全然染まってない。

B そうそうそう

C 言葉1つ1つをすごく丁寧で言葉が全部ダイレクトにその思いそのままって感じ。普通はできないよね。 歌たって雑念だらけとかさ。

B そうそう。

C 言葉自体に適当っていうか、そういう自分がいるんだけど、すごいなって。ストレートじゃないですか、思いそのものが。

T 思い出してるっていうよりも、もうその時代。

C そうそう、それそれ。

B 確かに、私達の場合は何だっけ?という感じだけど。

C そうそうそう。チリや垢が一杯あるから。

B なるほどね。もういつでもその時に帰れるんですね。

C すごいよ。それ。

A 「新しい学問が学べるのがただただ、うれしかった」とありますが、私自身も神の最先端の学問である原曲を学べていることがまず嬉しいです。

また「新しい学問」について、この世的には初めて学ぶことだから新しい学問なんですけど、本流を辿れば、主から全部出たものじゃないですか。主が源流となり、それを元に弟子が作った学問。だから本当は新しい学問ではない。でもそれを純粋に学ばれている。

例えば仏陀御自身が、法華経など自分が説いた教えより遥かに光が落ちているものを素直に学んでいる。仏陀なのに光が落ちているお経を喜んで学んでいるという、その純粋性がすごい。

レベルで言えば、明らかにご自身が説いた教えより下のものじゃないですか。それを楽しく学んでいるっていう、そこが素敵だなと思います。

C 学ぶこと自体が魂の喜びっていうのを、主御自身がものすごい喜びなんだろうなと思って。私なんか勉強するのは嫌だなと思うのに。

私は勉強するのが嬉しいと思ったのは小学校入学ぐらい。学ぶのが喜びって凄い。だって先生はそれを何十年もずっと勉強されていますしね。

【自由法談②】

A 結論から言うと、あまりにも平凡な普通すぎる、卵って並べてても、どれ見ても区別がつかないじゃない。先生も、自分のことをそういうふうに見ていたんだって思った。

まだ、雛にもなっていないって、その描写も普通。で、映画的で外から見てる感じなんですよね。

で、それで、そんなに自分の感情がまだ入っていない、入れてないのかな?私はあまり感じなかった。やはり視点が上なんですよね。上から眺めてる感じ。

B これはヘルメス神の霊指導で書かれた詩だよね。

A 最初の最初というか。これからというところだと思うんですよね。

B 卵だからね、何が出てくるか分からない。だって、ただの卵。

A 本当は違うけど、そういうふうに描写が出来るということ自体が既に違う。先生は自分をそう見ていた。

B 先生はただの卵と思っていたけど、上から見てらしたヘルメス神とかから見たら、そうじゃなかった。

A 1人の中学生として見てもね。同じように詩を書いたとしてもね、ちょっと違うんだよね。

貧しくもなく、豊かでもなくと書かれているけど、どっちかに入れると貧乏(笑)で、塾行ったりとかできるとか、できないとか、そういうことじゃなくて、たくさん学べるのが嬉しかったというね、先生のそういう表現、面白いのは。

B 後からの何かのご法話で、本当は貧しかったけど、でも、そんなふうに言い聞かせていたとおっしゃられていたけど、その当時は、ご本人は、こんなふうに、そんなに貧しいって感じてなかったかもしれないよね。

A 他の友達と比べるということは、あまりしなかったかもしれないね。毎日が単純で、離れまで歩いていって、勉強しなくちゃいけないとかね。

そういう気持ちもなくて、離れに行って勉強してて、それは楽しかったんでしょうね。あの虫が飛んでくるのも楽しかった。

C 新しい学問が学べるのが、ただただ嬉しかったって、もう私もそういう感じが、めっちゃ嬉しかったなって思い出しました。まだ私は恋の味さえ知らなかったのね。これって、中1?

B 中学三年間を通した詩集ですね。

C 恋の味って、先生、中学の時は知らない?

B 青春の卵にはないよね。レフトオーバーからかな。

A 誰か憧れる人はいたかもしれないけども、まだ、そんなふうには、付きあうとかそんなんじゃなくてみたいなね。

B その当時の田舎だとそうなんじゃない。

C 先生の家ってすごい田舎なのかと思ったら、初めて御生家にいった時に、全然田舎じゃないじゃんって思ったんですよ。

でも、家はいっぱい建っているし、駅は近いし、もっとど田舎だと思ってた。(笑)

A 書籍とかに、昭和40年代でね、家の前が舗装されてなくってとか、そういうの読むと、やっぱりあの頃ってそうだよなみたいなのはありますね。

C 卵だから可能性、これから生まれてくる。

A だけども、あの中に入っている雛は、ちょっと違うんだよね。

B 黄金の雛みたいな(笑)

中学時代って、小説とか読むと、すごい華々しい時代じゃない。生徒会長をやって、新聞部の部長やって、テニス部キャプテンやって、成績優秀でって、もう外からみたらそれなりの頭角を現しているのに、本人的には、まだただの卵でしかない。

結局それは、今、優秀とかそういうことじゃなくて、将来どういう方向に行くのか、どういう人物になるのかっていうのが、まだ分からいっていうことなんだろうね。

A もっと考えちゃうと、その本人がね、これからそうありたいというビジョンとだいぶ違う。

普通の平凡な自分達だったら、勉強できてね、仕事できて、楽しくて、それで十分ってなるのに、それをまだまだって考える。そこ辺りがもうすでに希望なんだよね。

B 自己認識としてはそうだったね。ただの平凡な、コツコツと毎日努力しているだけの、それこそ亀のようなとおっしゃっていたから。

A 目標が普通の人とあまりに違うから。普通の人だったら、満足するようなところは全然まだまだだって、そういうところかもしれませんね。

B なんか、歌を聞いていると、すごいその風景が浮かんできて、田んぼの道をヘルメットをかぶって行ってるという様子がザーって映像で出てくる。

C うんうん、それにそこに行ったからね、なおさらね。あっ、あそこかなって。

B うん、空気感までわかるようで。自転車通学しながら、先生は四季の移り変わりであるとか、いろんな自然とか、そういうものを肌で感じながら成長していかれたのかなって。

自分だったら、あ~、自転車かったるいみたいな、そんな感じでいきそうだけど、そういうところが、もう違ってると思う。

A 詩の描写が映画的なんだよね。

B 全部の詩が、映像がすーって浮かぶような、どこが違うんだろうね。

A 分からない(笑) でも、読んでいると、本当に浮かんでくるよね。

B 言葉の選び方なのか、そもそもバイブレーションが違うのか、よく分からないけど、どの詩もどの詩もそうだよね。でも特にこれはリアルに映像が出てくる。

C 中学生の時に、身を引き締めてとか考えたことあったかなって思って。凄いね。

B 春風のなかに~は、4月で一年生で入ったばかりだと、そんな感じだよね。それから秋くらいになって、少し勉強も難しくなってきて、浮かれてばかりじゃいけないみたいな感じかな。

A 目指すところが違うんですよ。

B 歌詞で、テニスコートを作ったのはとか、学校も新しくなってとか、土台から造っていくみたいな自分の将来を少し暗示しているのかなって思った。

C うんうん、思った。

A 自分は中学のときにハンドボール部だったんだけど、ハンドボールゴールもなくて、棒を2本立ててやっていて、さすがにそれをやっていたら買ってもらえたんだけど、それにちょっと似ている感覚。

B 自分の中学時代を思い出してってところで、そこと重なったんじゃないの。

A う~ん、やっぱり違うんだよね。勉強、そんなに大好きじゃないし、学べるのが嬉しいとか、そういう感じじゃなくて、高校はあそこにいければいいなとか、そんな感じ。

B 勉強だけじゃなくて、自分の純粋な原点とかで重なるところは?

A 重なるところっていうと、何をやっても楽しく感じた。新しいこと何かやる、見つけても楽しかった。そういうところはちょっと共通してるかな。

B 思い出したんだけど、中学のときに詩を書いてたんだわ。短い間だったけど。ずっと忘れてた。中学くらいの時って、とても感受性が豊かだったみたいで、詩を書くくらいだからそうなんだろうね。

テレビのニュースとかちょっとしたことで心を痛めたり、そういう心の動きを詩に書いていて、中学の時って、孤独だったみたいで。感性がちょっとね、人と違っていたのね。それで人と合わなくて。

表面的には合わせたりするんだけど、やはりどこか相容れないみたいなものを感じていて、そういうところで孤独だったから、だから詩とか書いてたんだろうね。そのあたりが若干通じる、レベル違いすぎるけど(笑)

C 私も小学校のときに書いていて、残ってるんですよ。日記だから。小学校のときは辛かった、テーマ覚えているんですけど、ちょっと見てみようかな。10冊くらいはある。

B 見てみたらいいんじゃない。先生だって、この詩を読み返すまでは、孤独で暗い詩だと思っていたけど、読んでみたらそうじゃなかったっておっしゃっていたから、案外、見てみたら、その頃の純粋な思いとか、新しい自分の原点を発見できるかも。

何かあったんだろうね、自分の心のなかで書かないとみたいなものが。書かない子は絶対に書かないじゃない。

A 書きたいんだよね。中学3年のときに、クラスの中で毎日ノートが回ってきて、その時に思っていたこととか書いてた。

C 交換日記みたいな?

A 1週間に一回か2回、回ってくる。それで思ったことを書いていく。それが書いているうちに、最初は2、3行だったのが、だんだん1ページとかになっていって、それで、前の人のを読むのも面白くなって。

B たとえば、法談とかでしゃべったりするのも、自分の中のものを出すっていうのをやり始めると、だんだんそれも楽しくなってきて、自分の考えとかをまとめることができたりするもんね。いいよね。

【自由法談③】

A この原曲、伸びるところが多くなかった?楽曲はそんなに伸びてない。

B 楽曲では、最後の「たまご~」のところ、すぐ言っちゃうよね。原曲は、もっと余韻があった。

C これは、「春風のなかに~」とかこの伸びるところは季節感を風みたいな感じで現していたんじゃないかな。

B ふんわりした感じ

C すごいね、春風とか、そんなものを歌い方で表現できるって。この曲は、青春の卵の詩集全体を現す曲調だって、講師が言ってたよね。

その真っ青な空、その感じがすごく伝わってきて、透明感、まじりっけのないスカッとした感じ。

それが三回目を聞いた時にすごく感じて。やはり青春の色。普通はその時期じゃないと出せないと思うけど、でも、今でも出せる。

D 60代なのに、ピュア。

A その青春期だけど、やっぱり青春の卵じゃない。もうちょっと後のレフトオーバーになったら、もうちょっと重いものが入ってくるじゃない。それに比べるとこっちは軽い、やはり卵って感じ、同じ青春でも。

C ここにそれが出てる。「恋の味さえ知らなかった」この知らなかったを凄く強調して歌われていたから。

B そこ、どんどん上がっていく。

A この青春の卵、歌が流れてきただけど、心が震える感じがした。涙が出るほどじゃないけど、ずっと震えている感じだった。

C 今日、楽曲のほうを聞きながら来たんだけど、この前、四国に行ったから分かったんだけど、楽曲にも四国の感じが現れてるって。楽曲だよ、原曲じゃないよ。

A 楽曲って、先生が聞いてオッケーを出されているということは、これだけ原曲と違うけど、何か先生が表現してほしいなって思うものが表現されているということだと思うんだよね。

C あのメロディラインは凄いと思った。四国を巡礼したから余計感じるけど、あのゆったりとした感じ、町の雰囲気が出てる。

A あっ、だからこんなに伸びてるんじゃない。

C そうか、それを表現してたのか。

A ゆったりした緩やかな感じ、時間の流れがゆっくりしている。生活のリズムが違うから、それを表現してるのかも。

C 渋谷の街にいる私たちは余計にそれを感じる(笑)

E 先生の復活の器作りで、少しでも美の法門に入って行かなきゃいけない。上がっていって、先生をお迎えしないとしけないよね。

F やっぱり内省的な時間、孤独な時間って必要なんだよね。普通の人はすぐ誰かと話したり、テレビをつけたりしちゃうでしょう。この孤独な内省的な時間が毎日続いていたというのがもう普通じゃない。

B 小学生でね、あの暗いところを歩いてね。

A でも、この表現が、「夢のあとだった」って。事業に失敗したというのをそういう表現をされてるんだよ。あと、成長の痛みって、これが良く分からない。

F 雛にさえなれない、そのへんだと思った。殻の中で、身体は大きくなっているけど出れないみたな。

C 私は平凡からの出発を詩で表現していると思った。人間への愛で、同じ痛みを味わっているというか。

F そろそろ雛になるっていう寸前で、例えば人間でも急に背が伸びる時って痛い。だから、そういう感じで肉体じゃないかもしれないけど、そういう痛みがあったのかも。

D 竹の節の部分だから痛いのかな。

A 先生の俳句習作ノートみたいなのが出てるけど、その解説のご法話のなかで、俳句、短歌とか書くと、自分の心が分かるっておっしゃっていて、だから書くといいですよって。宗教修行の一つだって、今日言われていたから。

F 普通の俳句を書くと、形にいれなきゃいけないから、そっちに頭がいってしまう。だから自由に書けないから格俳句なのかな。

A 書くっていうことが、自分の中にあるものを形にしていくということで、宗教修行に繋がっていったのかなって。そのなかで自分の思想とか作っていった。

自分のなかにある言葉をひねり出して書く。書く時って自分のなかにあるものしか使えないじゃない。

だから、書くことによって、心の状態が分かる。調子のいいときは美しい言葉を使えるけど、落ち込んでいる時はやはりネガティブなものが出てきたりする。

言葉一つ使うにしても、知らない言葉は出てこない。だからいろいろ読んでないと出てこない。そして、その言葉がどういう意味かって自分で消化できていないと使えない。

B 原曲研修に参加して感じるのは、皆さん、行間が読めるようになってきてるかなって。その奥にある思いを掴んでいるじゃないですか。それって、今までの教学ではなかったと思うんですよね。

A そうそう、例えば、さっきの、この曲はすごい伸びるよねとか言ってたのが、川島の土地の空気を現してんのかなとかね。これは経典を読んでいても分からない。

F こうやって詩を読んで、先生のお気持ちに近づきましょうって言われても、ただ読んでいるだけじゃ分からない。もっと何かあるはずっていうふうに考えないと、そこまでいかない。

一つのきっかで、どんどん考え方が進んでいく。そういう考え方の修業になっているんじゃないかな。

C 先生の凄いのって、そう当時の思いで歌えるってところ。普通できないよね。

E 15歳とかね。

B 普通さ、その言葉の思いをダイレクトに出すってすごく難しいと思うの。そのまんま出すじゃない。先生ってやっぱり神様だと思った、神様なんだけど。

※法談はいろんな話しが出るので、あくまでも個人の意見であり、感想です。こちらで適宜編集させていただいています。

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