『詩集Leftover―青春のなごり―』原曲研修(1)(「遠い日」「風車」「君の名も知らず…」)②

2026.06.02 四国正心館
A 実は、少し前から楽曲で「風車」と「君の名も知らず」を聞いて、今日、原曲の方を聞いたんですけれども、楽曲を聴いていた時は、「風車」「君の名も知らず」の中の登場人物は、別の人かなと思ってたんですけど、原曲を聴いて、同じ人だと思いました。
「去っていくものだけが美しく愛しいもの」というコメントいただきまして、やはり1人なんだと思いました。
今日この3曲を聞いた感じで、その時系列的にストーリーができたというような感じがしています。
その3曲目の「君の名も知らず」、非常に象徴的な情景っていうか、幻想的な風景は、まさにもう人間を超えた、見えてしまったと、いろんなものが。
その中でも、その最後の解説の方にもありますけれども、「四苦八苦」の方まで言及されて、やはり、「悲しみ」というのが全体にうっすら出てくるわけです。3曲とも全部、慈悲の「悲」の部分がどうしても出ていると思いました。
B 私も四国正心館の原曲研修を受けるにあたって、楽曲を最近よく聞いて原曲研修に臨んだんですけど、初めの「遠い日」は楽曲では間奏があって、原曲は間奏がなかったなって思って、また単なる事実確認だけなんですけど、楽曲も全部美しく仕上げてくださってるなと、改めて思いまして、これは、楽曲を制作している方々に感謝したいなと改めて思いました。
詩自体は、リリースにあたっての先生のコメントで、「この3曲、楽曲に貫いてるものが1人の女性だとしたら、八方美人なところがあった」みたいなお言葉があって。「あー、普通の子だった」と思うんですよ、私は。
けれど、神の神様と次元が違うので、そのギャップが寂しくもあり、先生はちょっとその様なお気持ちがおありだったのかなと。
C すごい感動して、全部先生の人間を超えた神様として、肉体に一瞬宿られた時の、その「永遠の一瞬」っていうのを言葉にされてると。特にそれを今日感じたんですね。
3曲とも、聞いてる私たちに「永遠の今を生きなさい」とすごく言ってくださった感じです。
すごくしんどい1ヶ月だったので、それだけで、すごい先生に、私の重たくなった思いとか、肘をすっと上げてくださった感じがして、すごくありがたかった。
地べたを這いつくばって歩いてたような感じがしていましたが、「もっと永遠の夢を生きなさい」、「どんな悲しみも苦しがあっても、それは永遠の今を生きてるんだよ」とずっと語りかけてくださってたように思いました。
最後、2回繰り返されてるところが、「ほんとに無限遠点の中にいるんだ」ということを思い出させてくださってるんだなっていうのが、すごく実感として湧いてできたんですよね。
だから、いくら本とか読んでても、楽曲でも感じられないことなんですけど、やっぱり先生の言葉で2回繰り返しておっしゃってくださった時に、それがすごいズバッと自分に入ってきたんです。
魂で、そのポプラ並木が、黄金の法の時間の流れる映画のとこありましたよね。
あんなシーンにダブって見えて、なんかほんとに自分の魂のレコードがビューって伸びて、未来に伸びていったような感じがして、これはほんとに創造主にしかできない、ありがたい原曲だなと思いました。
D 私は人間的なところに焦点当てたいと思うんですけど、皆さん素晴らしいことおっしゃってたので。
まず「遠い日」は高2の初夏の紫陽花の時に出会ったということで。
男女の愛という観点で見ると、「蕾が開くのには、お互いの愛が成り立たないと、花が咲かないんだよ」っていう抜粋から、とてもその主の異性を愛する純粋さが、まさに人間の男女を創られた時の思いが入ってるなって思ったんですね。
千恵子さんは友情で関係が成り立つと思っていた。
主は結婚まで考えてしまうような純情さで、その結婚は、相手と自分の愛が蕾が花咲かせるように、男女、互いの愛を育て、花を咲かせたいっていう思いがあるっていうことが、神様が男女がそうやって生きることを喜ばれる視点にも重なって、ここに男女の美しい愛の結晶の芽が、主の純愛の中に入ってるんだなって感じて、「あー!」と感動しました。
その高2の紫陽花の初夏の時が、「エンゼルの恋」という詩、絵本ありますけども、それにすごく現れてると思います。
人間の女の子に恋をした神様の実らない恋っていうのかな、神は神として生きなくてはいけない。
その悲しみを「遠い日」に感じて、でも、それが、神様が生きた神話になったのは、この花開く表現の中に神話として残ったんだなと思いました。
「風車」は、受験で東大目指してたし、初めから異性の愛より人類の愛が先にあったと「若竹の時代」に書いてあった。
だからこの時は「大志」の方があったので、その最中に愛が先に来ちゃったっていうとこで、ほんとは立身の先にそういうのがあればいいのに、今来てしまったという感じなのかと。
大志を抱いてる男にとって、むごいなと感じて。その中で諦めてるんですけど、最後、「桜の花はまだなんでしょう」のところが、男女の、この愛が実った時の表現が、「桜の花」という表現なのかなと。
「春のもの憂き1日を」というところに、ちょうど春の時期になるのに、その「桜の花」が咲かないという悲しみも現れてるなと思いました。
その最後の「君の名を知らず」がプラタナスの幻想とすごく被ったんですけども、ポプラのこの感じが愛の炎っていうイメージが湧いて、その中に「遠く澄み渡った空気に」思い浮かぶのが、宇宙空間の中が澄み渡った空気とか、この一瞬の永遠がジェルの中に入ってるプラタナスの表現と同じように感じて、こっちの宇宙の中に澄み渡った、寂しさというのが、水晶のように感じるんですよ。
だから、この主の悲しみの中は、青さとか、厳しい冬の寒さの中にある美しいクリスタルな透明さの中に、愛した一瞬が輝きとなって、ジェルのように宝物の結晶となって表現されてる感じがして、受験の時にここまで思えるっていうのが、結構千々に乱れる時期なのに、ものすごい美しいなと思って。
心の変化をこの3曲にこう表すっていうのがすごいと思いました。
C 受験ってすごい、この世で詰めていかないといけない時じゃないですか。勉強の段取りで、普通だったらいっぱいいっぱいになる時。
実は、一昨日ある勉強の試験があって、資格試験を受けてて、それ非常に難しかったんですね。
勉強が進まなくてですね、もちろん支部にも行く時間もないし、すごく追い詰められてて、自分の状態がすごい悪くなっていくのがわかるんですよ。お祈りとかしても。
でも、主はそんなことを一切、一生懸命されてても、こんな宇宙空間におられたんだなっていうのが、ものすごい大事になって、自分に返ってきたんですよね。
D 今回、恋愛面も若竹もすごい参究したんですけど。「狭き門」の道に突っ込んで実践してたじゃないですか。
負荷がものすごいかかって。学校は遠いし、剣道部が週6で大変だし、時間もないし、全て大変なのを選んだ上でのこの心境。
C 凄い! 創造主と人間の違いとはいえ、その努力の爽やかさが、いくら汗をかいてても、一生懸命言っても爽やか。その爽やかさをメロディーで話してくださってるので、非常にわかりやすかったっていうか。
D 彼女の幸せを願ってるのがこの中に全部詰まってるのね。
C そう!
自分じゃないんですよね。地球であったり、宇宙であったり、その人であったり。
A なんていうか、その世界の見方がもうちょっと違うっていうか。
努力してそう見るんじゃなくて、自然に最初からそう見えてるっていうか。だから「透明」という言葉が何回も解説の中で出てきたと思うんですけども、まさにそういう感じなんですね。
D 1人の人を大切に見る眼差しが人間と違って、とっても優しい。存在、自分なくして見守っている感じ。
C 自分の欠片もないですよね。
D 全く存在をなくすぐらいの感じです。
A ちょっとね、面白く思ったのは、ペンダントってかけるものなんです。なんで回したのかな。
D かけちゃうと捕まっちゃう?
C 風を感じたかったとか?
A いや皆さん一生懸命、綺麗な表現で言ってますよ。もうその時にこの恋はだめなのかなと思ってたんじゃないですか。
D なるほどね。
D いや、女から言うと「3年になっても、大学になっても、これを見て思い出してね」って彼女がペンダント渡すのが、すごいと思った。
C 私も
D 普通は言えない。そんなこと。すごい自信満々みたいな。愛されてる実感、すごいあるんだなと。
A それは、ほら、学園祭の時に先生が手紙渡したので。
D それで、彼女はすごく愛されてる実感を持った。だからやっぱり胸にそのことが入ってたんですかね。
C 入っちゃったんだよね。それで、別れのつもりで先生は帰ったけど、彼女は本気になってしまった。その彼女の思いをこうやって。どういう思いで先生はペンダントを回されてたのかな。
A いや、だから、もらったんだけど。見えてるんですよ。
だからそれが、「君の名も知らず」の方で見えた部分。時間、系列は分かんないんですけど。
だから、回しちゃってたんじゃないですかね。
C もしかしたら、彼女の未来が見えてらっしゃるってね。
C 「小さなメルヘン」に繋がる。
A だけどね、10代でね、何十年後かのビジョンを見て、そういう風に感じられる。
人間じゃないですよね。
D 人間じゃないよね。
C 本当にね。
A そこで見えたとしても、その相手の幸福を願ってしまうというね。全然恨みにならない。
D うん、次元が違うよね、ほんとにね。
B 今のところで言いますと、そこ男泣きしてしまいそうだっていうところ、これの意味がよくわからなかった。だから、人間の感覚だと、要するに、もう心が離れてるけどみたいな。
B 先生はすでに心が彼女にないわけですよね。だけど向こうが好いてくれてるから、傷つけちゃうなと。要するに女性の方をね。
D あと博愛主義と純愛主義の違いが別れる原因になったっていうのも確かあったと思うんだけど、ここになんか、それもちょっと入っているのかなと。
だから、先生は好きになったら結婚まで考えて一生愛し尽くすみたいな、多分覚悟みたいのがすごいあるんだと思うんですけど、そこがやっぱり、救世主の愛の強さが出るんだと思うんだけど、彼女は受験だから、友情でいようと言って、それが、ちょっと主を傷つけちゃったじゃない。そこがちょっと、二人の違いが入ってるのかと。
B ある意味、女性の方が、軽かったんですかね。愛に対する考え方がね。
主は本当に純粋に、「え?そんな軽い友情で済んじゃうの」みたいに思ったんじゃないでしょうか。
「愛ってそんなもんじゃないよ」と。
そのギャップみたいなのをちょっと感じました。
D 「狭き門」を6年間、中学から高校までずっと繰り返し読んで、影響を与えたって書いててあったので、「狭き門」のアリサという存在が、神に近づいていくのを目指してる女性。
だから、主が、多分「狭き門に入れ」「生命に到る道」っていうところ、そこ目指されてたから。だから「狭き門」っていうのが、主が貫いている中に1本入ってるから。
その中でアリサっていう人物の中の姿勢から、何か自分も重ねてるような感じだったのかなと思いました。
※法談はいろんな話が出るので、あくまでも個人の意見であり感想です。こちらで適宜編集させていただいています。
